2025年11月26日
AOI Biosciences株式会社
手稲渓仁会病院不育症センターの山田秀人センター長（大阪大学招聘教授、AOI Biosciences株式会社科学顧問）、山梨大学産婦人科学教室の小野洋輔臨床助教、吉野修教授らの研究グループは、体外受精（ART）を受ける不妊症女性において、「β2GPIネオセルフ抗体」陽性の患者に低用量アスピリンやヘパリンによる抗凝固治療を行うと妊娠率や生児獲得率が上がることを発見しました。本研究成果は、2025年11月24日に国際学術誌「Frontiers in Immunology』にオンライン掲載されました。
【論文情報】
タイトル：“Pregnancy outcomes in women with anti-β2-glycoprotein I/human leukocyte antigen-DR autoantibodies receiving assisted reproductive technology: A prospective cohort study”
著者：Yosuke Ono, Shinichiro Wada, Yuta Kobayashi, Maki Ogi, Yoshiyuki Fukushi, Kenji Tanimura, Hisashi Arase, Osamu Yoshino and Hideto Yamada*
掲載誌：Frontiers in Immunology（https://www.frontiersin.org/journals/immunology/articles/10.3389/fimmu.2025.1626862/full）
詳しくは、手稲渓仁会病院不育症センターと山梨大学のリリースをご参照ください。https://www.keijinkai.com/teine/wpadmin/wp-content/uploads/2025/11/Press-Release_20251125.pdf
https://www.yamanashi.ac.jp/wp-content/uploads/2025/11/20251125.pdf
■ AOI Biosciences株式会社について
会社名：AOI Biosciences株式会社（https://www.aoibio.com）
会社設⽴：2019年11⽉
AOI Biosciencesは、感染症領域・⾃⼰免疫疾患領域を中⼼に、情報解析技術と独⾃のバイオ技術を融合することにより検査事業・創薬事業・創薬⽀援事業を展開しています。
当社は、先進医療に認定されている「β2GPIネオセルフ抗体検査」について、大阪大学より独占的な実施権を受け、現在国内 270 以上の医療機関向けに展開しており、唯一の検査機関として検査測定を受託しています。検査測定を通じて、不育症・不妊症の原因解明と対応する治療法の選択に貢献する本検査を正確かつ迅速に提供することで、不育症・不妊症に悩む患者様への最適な治療選択肢を広げ、医療の発展に貢献してまいります。
■ 本ニュースリリースに関するお問い合わせ先
e-mail：information@aoibio.com
